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冷え性解消の3段階〜食事で解消できる冷え性〜

    
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冷え性解消の3段階〜食事で解消できる冷え性〜

 

「これ以上、運動をせずに解消できる冷え性もあります」

 

夏が終わること秋が始まり、冬に近づくことを憂鬱に思っているのが、今この記事をお読みのあなたかと思います。

 

今年こそ!と言うより

「今年を『最後に』冷え性とおさらば!」

できるように今回から数回に分けて、冷え性を解消するためのステップをお伝えしていこうと思います。

 

『改善』ではなく

『解消』です。

 

言葉の違いについての私の考えを以前記事にしていますので

合わせてお読みいただければ嬉しいです。

 

今回は食事や栄養の摂り方を変えることで、解消できる冷え性について書いていきます。

 

どんな方に当てはまるかというと…

  • 日常的によくカラダを動かす

  • カラダを動かす仕事をしている

いわゆる「運動やトレーニングをしてるのに、冷え性がよくならない…」と言う悩みをお持ちの方です。

 

逆に普段あまりカラダを動かしていない方は、別のステップを参考にしていただく方が効果が高いはずです。

ですが、食事・栄養は土台になる考え方なので、実践していただいて損はありません。

 

栄養不足だと冷え性になる

『冷え性になってしまう』食事の仕方がこちら↓↓

  • ①糖質制限
  • ②カロリー制限
  • ③野菜中心の食事

一見、ヘルシー・健康的な食事と思ったかもしれません。

それ、すでに思考回路が間違ったルートに分岐してしまっている証拠です。

 

①糖質制限

近年「ダイエットといえば!」くらいの知名度になってしまった糖質制限。

ですが、ご飯や小麦粉などに含まれる糖質『ブドウ糖』脳にとっての唯一の栄養を制限すると…

脳が働かない

なんとかブドウ糖を補給したい

体内でブドウ糖を作り出す

筋肉や内臓を分解

という『糖新生』という緊急事態が起こります。

 

カラダの中で『熱を作る』メインの工場である筋肉や内臓が分解されたら、当然十分な熱を作り出すことができません。

 

②カロリー制限

カロリー制限で多くの人がやるのは、お肉やお魚を食べないようにすることです。

そのせいでタンパク質が十分摂れないことが、冷え性を加速させます。

 

筋肉や内臓の材料であるタンパク質。

タンパク質が入ってこないということは、筋肉や内臓が『新しく・良い状態』でいることができません。

ということは、①糖質制限とほぼ同じことが起こります。

 

もう一つは『むくみ』

カラダの中(詳しくは『細胞の中』)に水分がたくさん溜まってしまう『むくみ』

これも体温の上昇を妨げます。

 

タンパク質には、この余計な水分をカラダの外に出す働きをする『アルブミン』という成分が入っています。

 

タンパク質が少ない

=アルブミンが足りない

=むくみやすい

ということで、冷えにつながります。

 

③野菜中心の食事

東洋的に考えると『カラダを冷やす食べ物』という見方もあります。

 

ですが、私が言いたいのは

「野菜中心の食事って結局、糖質を制限してカロリーが低くなるような食事ですよね?」

ってことです。

 

  • ブドウ糖が十分
  • タンパク質も十分

であれば、もちろん野菜をたっぷり食べても構いません。

でも、女性が食べられる食事の量を考えると、現実的じゃないんですよね…。

 

だから、野菜よりも

ブドウ糖を摂るために主食!

タンパク質を摂るために卵・肉・魚!

を優先することが大事です!

 

冷え性を解消する食事のポイント

冷え性を改善するには、おなじみの『生姜』などがオススメされます。

でも、効果はせいぜい数時間です。

 

冷えを撃退=熱を作るためには、栄養でいうと…

  • ブドウ糖
  • ビタミンB群
  • ビタミンC
  • ミネラル

が必要なので、これらが摂れる食事をしましょう!(もちろんタンパク質も大事です!)

 

ブドウ糖は簡単!

ご飯や麺、パンなどの主食をキチンと食べればいいんです。

 

難しいのはビタミン・ミネラルです。

 

例えばビタミンCでいうと、1日最低でもレモン20個分(1000mg)を摂りたいところです。

 

「…え…普通に無理」ですよね。

 

微量栄養素と呼ばれるビタミン・ミネラルは、食事の食材だけで摂るのはかなりコスパが悪いんです。

そもそも食べられません…。

 

ですから食事では『糖質(ブドウ糖)とタンパク質!』をちゃんと摂ることを意識して、ビタミン・ミネラルはサプリメントで補う方がずっと経済的で健康的だな、と感じています。

 

「サプリメントを買うのが経済的?」と思うかもしれませんが

  • 今までの食事で、冷え性のまま病院や治療院に通う日々

  • サプリメントを買って・使って冷え性なくエネルギッシュな日々

どちらが『あなたにとって経済的なのか?』です。

 

「保険が適用されて、安く済ませられる病院・治療院通いの方が良い!」と言うなら、それは否定しません。

あなたの人生にとってどちらが経済的・生産性が高く・幸せなのか、をしっかりと考えていただければ幸いです。

 

まとめ

冷え性を解消するための食事のポイントは

  • ①糖質(ブドウ糖)を食べる!
  • ②タンパク質を摂る!
  • ③ビタミン・ミネラルが足りなければサプリメントで補う

考え方としてはこれだけです。

他に何も変えずに、食事・栄養を変えるだけでも冷え性がなくなるかもしれません。

 

ただし、熱を作るためには

  • ①必要な栄養があること(←今回)

  • ②運動する(=筋肉を動かす)こと

  • ③熱を作る工場(=筋肉)が十分あること

が必要です。

 

冒頭に書いた『日常的にカラダを動かす』に当てはまらないのであれば、次回の内容も合わせて実践してくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。