体重変化メインのダイエットはうまくいかない
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体重変化メインのダイエットはうまくいかない
「『体重』が目標のダイエットはうまくいかない!」
あなたはダイエットをする時に何を目標に始めますか?
特に女性にその傾向が強いですが「体重ー〇〇kg!」とか「〇〇kgになりたい!」という目標を掲げていませんか?
そのダイエット、いい結果につながりませんよ?
健康を害する可能性もあります。
体重で何がわかりますか?
もし「なんでよ!」と思っているなら、考え欲しいです。
「どうして体重にこだわるんですか?」
答えはパッと思い浮かびましたか?
ちょっと考えてみると、『体重が減った♩』って一体全体どこで使いますか?
「あの洋服着たいなぁ」
→サイズの制限はあっても、体重の制限のある洋服なんてありませんよね?
「痩せたねって言われてたい!」
→体重が減ったら、あなたの周りの人は変化に気づいてくれますか?違いますよね?あなたの見た目が変わったから気づくんですよね?
「健康診断で気になるから…」
→体重が多いと問題になるんでしょうか?いいえ、脂肪が多いから問題になるんです。
現に『メタボ』の指標は脂肪の付きやすいウエスト周りの長さと、高血圧・高血糖・脂質代謝異常の数値の問題です。体重ではありません。
体重=脂肪と考えてしまっていませんか?
体重の中には脂肪の他に
などの重さが含まれています。
体重減=脂肪減、と考えるのは危険です!
体重が減ることはいいコト?
ダイエット中だと、体重が減っているのを確認すると「やったー体重落ちてる♪」と感じかもしれません。
でも、本当に落ちて欲しいのは…『脂肪』ですよね?
『体重が減るのはいいコト』と決めつけてしまうと大変なコトになるかもしれません。
水分の重さが減る
どこの水分かにもよりますが、水分の多くは血液です。
酸素や栄養は血液によってカラダの各部に運ばれています。
血液が減ってしまうというのは体内の運搬機能がうまくいかないということ。
体調に異常が出る可能性はありますよね?
筋肉の重さが減る
カラダを動かすのが大変になります。
筋肉は脂肪を分解する工場でもあるので、脂肪を分解しにくくなりいわゆる「代謝の悪い状態」になり、太りやすくなります。
内臓の重さが減る
内臓の働きが弱くなります。
食欲がなくなり、栄養を摂りにくくなります。
そのため、病気にも負けやすくなります。
骨の重さが減る
骨の密度が下がり、スカスカになります。
ちょっとした衝撃で骨折する『骨粗鬆症』まっしぐらになります。
皮膚の重さが減る
お肌に含まれる油分や水分も少ないということなので、ハリのあるお肌のわけがありません。
カサカサ・ボロボロの状態になり、外からウィルスの侵入を防ぐことも難しくなります。
体重に執着しすぎると、上のようなリスクを背負うことになるかもしれません。
それでもあなたは『体重』を落とすことにこだわるダイエットをしますか?
脂肪を減らすために意識するトコロ
脂肪が減っているかどうかを判断するには、体組成計を使うのもひとつの手段です。
ですが、新しく買うのも…ですよね?
そこで、脂肪が落ちていることがわかる要素があります。
ウエストのサイズがその一つです。
私たちの大切な臓器を守るためにお腹周りは脂肪というクッションを溜めやすいです。
そのウエストが変わってくるということは、脂肪が減っていると言っていいですね。
- お腹周りを測ること
- 鏡に映ったお腹周り
- つまんでみる
日常的にチェックするなら、体重よりもこちらがオススメです。
まとめ
体重は脂肪以外のモノがたくさん含まれています。
体脂肪率は肥満が気になっている方でも30~40%前後です。
脂肪が体重の3~4割と考えると、他のパーツの方が体重の数字に与える影響が大きいですよね。
体重を減らすことに執着すると、いつの間にか脂肪以外のパーツの重さが減ってしまい、健康を害してしまいます。
脂肪が減ったかどうかにこだわりましょう!
そのためには、お腹周りの脂肪を日常的にチェックするクセをつけるのがオススメです!
健康的にダイエットをするためには
体重 ≠ 脂肪
という考える意識作りから始めましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。