パーソナルトレーニングやダイエットは「料理のレシピ」
\ この記事を共有 /
パーソナルトレーニングやダイエットは「料理のレシピ」
「パーソナルトレーニングって『車のカーナビ』みたいなものです」
お客様、特に初めて体験などでお話しする方に伝えていた例えです。
※実はこの例え、あるトレーナーさんがお話しされていたもので、許可をいただいて使わせてもらっていました。
パーソナルトレーニングというのはあくまで道案内。
『今いる場所』と『目的地』までの最短の道のりを教えることができます。
…でも、それで最速で目的地に迎えるかというと、違うんですよね。
アクセルを踏むのはあなた。
ハンドルを切るのもあなた。
ということは、アクセルを踏まなきゃ、目的地に近づくことはありませんし、曲がる場所を間違えたら遠回りすることになります。
ダイエットやトレーニングでは『自己流・我流』という言葉を使ったりしますが、残念ながらパーソナルトレーニングを受けても、結果がでない人がいたりするわけです。
ちなみに…
『トレーニングメニューから食事の内容まですべて私にお任せください!』というパーソナルトレーナーもいるようです。
こちらは例えるなら目的地まで連れて行ってくれる例えるならタクシーです。
何も考えなくて楽チンというメリットもありますが『再現性』がありません。
「今回はタクシーじゃなくて、自分の運転で行こう!」と思った時に100%道に迷います。
一生パーソナルトレーニング受けるつもりならいいんですけどね。
やめたら自分ではどうしようもなくなる可能性大です。
↑↑というこの例え、今でも正しいと思ってます。
ただ「もう少しお母さんたちにピンとくる例えはないかな〜」といつも考えていました。
いつも台所で頑張っているお母さんたちには『料理のレシピ』という例えの方がしっくりくるみたいです。
レシピ通りに作れますか?
『ベテラン主婦vs新米主婦のカレー対決』という企画がありました。
どちらが作ったかは伝えずに、審査するのはプロの料理人。
勝ったのはどちらだと思いますか?
僕は「ベテラン主婦が勝つでしょ」と思って見てましたが、勝ったのは新米主婦でした。
勝因は『レシピ通りに作っていたから』
カレールーのメーカーが想定した通りの美味しいカレーができていたから、というもの。
ベテラン主婦は、いつもの加減の目分量やレシピにない隠し味をたくさん入れて、味がメチャクチャだったというプロの感想でした。
カーナビの例えで言えば「こっちの方が近道でしょ!」と自分の考え(『勘がえ』と言えるかも)ナビに従わずにハンドル切っちゃったってことですね。
レシピ通りに作っても味に差があることはよくありますよね?
さらにアレンジまで加えたら、まぁバラバラになること間違いなしです。
でも、レシピに忠実に何度も作っていく中で、なんとなくカラダに染み付いてくることってあると思うんです。
「油何gって、ウチのフライパンだとこのくらいか」とか。
そしたらスムーズに作れるようになってきたり、味が安定してきたり。
ダイエットやトレーニングも同じです。
自分で「私にはこの方がいいんじゃない?」と思ってやることは、経験上結果(味)をメチャメチャにしちゃいます。
まずはレシピ通りに作ることを心がけたいですね。
自分らしさは、そこから出せばいいんです。
ぜひ信頼できるレシピ(パーソナルトレーニング)に出会ってください。
パーソナルトレーナーは『味見役』
パーソナルトレーニングが『レシピ』だとするとパーソナルトレーナーは『味見役』です。
味見って結構大事ですよね?
作り終わってみたら「なんかコレじゃない…」というときは、大抵味見をすっ飛ばした時笑
味見は、結果(完成)というゴールに向かう途中にあるチェックポイントみたいなものです。
ダイエットやトレーニングでは、この味見が自分じゃできません。
だって、カラダが変わる(結果)でしか判断できないから。
完成した後に「コレじゃない…」って思うことばっかりじゃありませんか?
そこで「このチェックポイントをちゃんと通過してるかな?」と判断するのがトレーナーの役割です。
見た目の変化だけでなく、体調の変化や考え方の変化など、いろんな情報から「うん、ちゃんとチェックポイント通過してるな」というのを伝えること。
「ちょっと味が微妙…」と思ったら、修正するアドバイスをすること。
これは『味見』という客観的な意見が必要です。
料理でも食べてもらいたい人にその都度味見してもらうのが理想ですよね。
食べてもらいたい人の『食べたい味』に近づくわけですから。
あなたが自分に合った
◎レシピ(パーソナルトレーニングの内容)
◎味見役(客観的に判断してくれるトレーナー)
に出会えることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。