冷え性のタイプ分けに4種類もいらない!あなたはドッチ?
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冷え性のタイプ分けに4種類もいらない!あなたはドッチ?
「冷え性なんです…何をすればいいですか?」
あなたの冷え性のタイプによって、やるべきことは変わってきます。
「出た出た…冷え性のタイプ分けね…。」
大丈夫。
タイプと言っても本当は2つだけ。
「あなたはドッチ?」というだけのことです。
冷え性改善の記事の多くでは「冷え性は4つのタイプ」とか言われています。
タイプ分けするのが好きなのは日本人の特徴でしょうか?
分類したいキモチは僕もなんとなくわかります笑
ただ、そんな記事に限って『全ての冷え性に共通して効果的な改善方法』なんていうのがあります。
コレ、おかしいですよね?
共通して改善できるなら、そもそもタイプ分けする必要も意味もありません。
言ってることに一貫性がないんです。
冷え性のタイプは2つだけ!
4つも5つも要りません。
冷え性のタイプ分けは2つで十分。
それが…『末端冷え性』と『低体温』です。
カラダの中心から冷える『低体温』なのか?
手足の指先がキンキンに冷たくなる『末端冷え性』なのか?
あなたはドッチですか?
さっきの4つのタイプ分けはどちらかに分類できます。
◎末端タイプ&下半身タイプ
→末端冷え性
◎内臓タイプ&全身タイプ
→低体温
カラダのパーツについて、カラダの腕・脚から先の部分のことを『四肢』
それ以外の胴体部分を『体幹』と言います。(首や頭はまた別。)
どこに冷えを感じるかで、末端冷え性か低体温かがわかります。
「冷え性でお困りの方、いますか?」
心の中で手を挙げたあなた。
まずは体温を測ってみてください。
厚生労働省はヒトの平熱は『36℃~37℃』としています。
もちろん個人差はありますが、朝・昼・晩と体温を測ってみて3回とも36℃に届かない場合は『低体温』です。
体温は36℃〜37℃だけど、手足など、四肢が冷たく感じる場合は、『末端冷え性』ということになります。
下半身タイプが末端冷え性であることはお分かりかと思います。
「なんで内臓タイプは低体温なの?」と思うかもしれません。
僕は日頃から
「熱を作る工場は『筋肉』ですよ〜」
とお話をしてます。
筋肉というと、腕の筋肉や腹筋、下半身の筋肉などを想像しますよね?
でも、実は心臓や内臓も筋肉で出来ています。
しかもほぼ24時間休むことなく動き続ける工場です。
内臓が冷える=うまく動いていないというのは、24時間、熱を作り続けられるはずの工場がうまく動かないことになりますので
生産量が少ない=体温が上がらない=低体温
というわけです。
そのため
内臓冷え=低体温
となるわけです。
末端冷え性・低体温それぞれの原因
さて、タイプが2つに絞れました。
あなたはドッチでしたか?
あ、もちろん「低体温で指先もキンキンに冷たい…」というダブルパンチの場合もあります。
今度はそれぞれの原因についてです。
本当は対策も書きたいんですが…今回の記事がすごく長くなってしまうので、対策については、また次回に詳しく書いていきます。
末端冷え性
末端冷え性の原因は『熱を運べないこと』です。
前にも書いたように熱はカラダの中心部(体幹)でたくさん作られます。
その熱を運ぶのは『血液』
わかりやすく言うと、全身を流れている血液がカラダの中心であっためられて手足などの末端に向かう、という感じです。
ですが、いわゆる血行が悪い状態だと、流れが遅いわけですから温められた血液が手足の先に向かうのに時間がかかります。
料理の出前を考えてみてください。
熱々の料理を作っても、届けるのに時間がかかったらぬるく、冷たくなります。
熱を運ぶのに時間がかかるせいで、末端に行く頃には血液が冷えちゃっているんです。
低体温
低体温の原因は『熱を作れないこと』です。
さっきの内臓タイプの話のように
熱を作る工場が動かない(運動不足・機能不全)のかもしれないし
熱を作る工場が少ない(筋肉不足)のかもしれないし
熱を作るための材料が少ない(栄養不足)のかもしれません。
どの可能性が1番高いかというと、今までの冷え性のお客様の統計からいうと…
栄養不足
が圧倒的に多いです。
次回はそれぞれの対策も加えて、もう少し詳しく説明していきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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