この『女性トレーナー』には一生負けない
こんにちは
仙台で活動中の『習慣・考え方のクセを上書きし健康的な美しさに導くアップデートトレーナー』佐竹拓哉（サタケタクヤ）です。
「私、実は女性トレーナーに対しては常に劣等感があります。」
これはホントは隠しておきたい本音です。（男性のトレーナーに対しては一切ありません笑）
知識・技術・サービスなどの『質』が同じものだったら、絶対に勝てないと思います。（※実際には『質』でかなり上回ってるので、負けることはありませんが）
なぜかというと、それは『性別の壁』があるから。
私のお客様は全員が女性です。
誰がどう言おうと、男性と女性は別の生き物です。脳の作りも違います。
ですから、女性のお客様の気持ちを１００％理解することは『難しい』
それでも１％でも近づけるようにすることが、私がパーソナルトレーナーを続けていく中での永遠の課題です。
『気持ちを理解する』
という点では、お客様と同性である女性トレーナーに簡単には勝てません…。
そんな私ですが、最近「この女性トレーナーには一生負けないな」と思った一件が。
その女性トレーナーは、最近仙台市内のトレーニングジムのトレーナーとして活動をスタートしたようで『自己紹介』の動画をHPにアップしていました。
その中で、これまでの自身のトレーニング歴のような話題になり
「学生の頃、〇ー〇〇ジムに通うようになってからどハマりしました！」
「でも、中学生の頃から市営ジムでダンベル使ってトレーニングしてましたww」
「トレーニング大好き♡」
と語っていました。
・今までトレーニングに触れてこなかった
・運動でうまくいった経験が少ない
・基本運動やトレーニングが苦手
そんなあなたが、この「生まれた時からトレーニング大好き♡」みたいな女性トレーナーに、色々理解してもらえるでしょうか？
本当はシンドくて、辛いのに
「トレーニングって楽しいですよね！！」
「スッキリして気持ちいいですよね！！」
なんて言われて、イライラしちゃう未来が見えます。
『専門家』の指導は実は『わかりにくい』
専門家というか、ある分野が『元々』大好きな人から、その分野について教わるというのはすごく苦痛です。
私の経験だと『英語の勉強』
中学校はまだよかったけど、高校の英語は本当に苦痛でした。
暗記しなきゃいけないものが膨大にあったから。
『英熟語1000』とかやりませんでしたか？
「英語の先生の多くって、英語が大好きで、暗記とか苦労しないんだよね。楽しいから。
だから他のもっとラクな覚え方を探そうとしない。
その自分ができちゃう暗記を『英語を大好きではない君たち生徒』にも押し付けるワケ」
そう語っていたのは、高校の時に通った塾の英語講師でした。
確かに好きなことなら、すぐに身につきます。苦でもない。
私も気に入った曲の歌詞は、びっくりするくらいすっと頭に入ってきたりします。
仕事のために読んでる本の内容はなかなか入ってこないのにね笑
ダイエットや「自分を変えたい！」と思ってパーソナルトレーニングを受けに来られる方って
「１００％」と言っていいくらい、トレーニングが『好きではない』人です。
もしかしたら、あなたもそうじゃありませんか？
もしトレーニング好きなら、悩みを持って相談しに来ないですよね。自分でなんとかするはず、だって好きなんだから。
かくいう私も「しなくてもいいならトレーニングしたくない」人です。
トレーニングをしなくても『健康なカラダ』『理想のボディ』を手に入れられるなら。
だって、どれだけ長い期間やっても、自分が成長しても、トレーニング中はやっぱりシンドイです。
楽になることはありません。
終わった後の達成感は確かにありますが、途中で何度も妥協しそうになります。
それでも一番効率よく結果を得られるのが、食事を含めたトレーニングなので取り組みますし、他の人にもオススメします。
そして、日々「もっとラクな方法はないかな？」と考えています。
『ラク』っていうのは「努力せずに」じゃありません。
最小限の努力で最大限の結果が出る方法の事です。
学生時代、ヘルニアによる腰痛をトレーニングで解消した経験。
最近では、栄養についての考え方・取り組み方を変えたことによって、毎日より元気に過ごせるようになった経験。
同じような経験は、お客様や多くの方にしてほしい！
本当に薬やサプリメント、器具だけで結果を得られるようになるなら、多分そちらの仕事にシフトするでしょうね笑（そんな時代、近々にはこないでしょうが）
女性トレーナーが増えることに対する『唯一の懸念』
そして懸念していることもあります。
仙台ではまだ聞きませんが、関東では『女性のための女性トレーナーによるトレーニング』で健康被害が出てしまっていると、信頼できるトレーナー仲間の情報発信でよく見かけます。
これも「トレーニング大好き！」な、トレーニングを仕事にできてしまうような人の指導だから起こってしまうことです。
『トレーニングや食事をキッチリ管理すること自体』が生活の中心
『憧れられるようなカラダでいること』が求められるトレーナーと
お仕事や家事・育児と、日々やらなければならないことがたくさんある一般のお客様。
同じようなトレーニング内容、そして特に食事内容で良いワケがありません。
健康被害は、そのあたりのギャップから生まれていると確信しています。
本当にお客様への理解があれば、健康に悪影響が出てしまう前にトレーナー側が気づけないワケがありません。
「私も女性だから、お客様の女性も私と同じような取り組み方で大丈夫だろう」
そんな『自分がラクをしよう』という気持ちを持った
お客様を理解することを怠るようなトレーナーには
一生負けませんし、絶対に負けられません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
