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ダイエット中の食事「食品添加物は太る?」ちょっとズレてる考え方

    
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ダイエット中の食事「食品添加物は太る?」ちょっとズレてる考え方

「みんな加工食品で買い物カゴいっぱいにしてますよね〜、添加物とか気にならないのかな?」

 

食事についての話をしていた時の、お客様の一言です。

 

あなたは『食品添加物』について考えたことはありますか?

  • 「食品添加物はカラダによくない!」
  • 「身近に小さな子どもがいるので不安になる時もあります」

などのお話をいただいたこともあるのですが、今回は『ダイエットと添加物』というテーマの内容で進めていきます。

 

食品添加物とは?

お店に並ぶ加工食品の多くには、食品添加物が含まれています。

  • コンビニのおにぎりやお弁当
  • スーパーのお惣菜
  • 一部の外食でのお料理

僕たちの身近にたくさんあります。

 

添加物の多くは保存料です。

長い時間、美味しく・安全に食べてもらえるようにという、食品製造業の方の心遣いです。

 

ひと昔前は「食品添加物は健康に悪いものが使われている!」ということもありました。

ですが企業の皆さまの努力で、日本に関してはほぼ安全に食べられると考えていいと思います。

 

さて、これからが本題です。

 

食品添加物で太るのか?

まず「添加物によって脂肪が増えるか?」という質問に対する答えは『No』です。

 

僕のブログを読んでくださっている方にはお馴染みですが『脂肪に変わる栄養・食べ物』は3つしかありません。

それが

  • 果糖
  • 砂糖
  • アルコール

この3つです。

 

ですので、このほかの栄養や食べ物が『直接脂肪になる』ことはありません。

 

「と…いうことは、食品添加物は安全だし、食べても太らない!?わ〜い、食事が楽になって嬉しい♪」

と思うかもしれませんが、ちょっと待ってくださいね

 

結果からお伝えします。

 

食品添加物は

『脂肪にはならないけど、脂肪を減らすことを邪魔する』

可能性があります。

 

言い方を変えれば『痩せにくくなる』ということにはなります。

どうしてか?を説明していきますね。

 

必要ないものは『異物』認定される

僕たちのカラダは

  • 酸素
  • 五大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル)

に含まれる50種類の栄養・成分できています。

 

逆に言えば、上に書いたもの以外はカラダにとって必要のないものということ。

添加物の一部も同じくカラダに必要のないものです。

 

必要のないものがカラダに入ってくると、カラダはそれを異物と認定します。

異物は『解毒』しなければならないので、肝臓で解毒が行われます。

※お酒もカラダにとっては『毒物』なので「肝臓に負担がかかる」とか「休肝日」とか言われますよね?

 

この『解毒』の時にたくさんの栄養が必要になるんです。

するとどうなるか…

 

本当は脂肪を分解するために使うはずだった栄養が『解毒』に使われてしまいます。

命を守るために解毒が優先されるんです。

 

『栄養の取り合い』が起こってしまうんです。

その結果、脂肪を分解するはずだった栄養が不足します。

 

ということで、脂肪が分解されず残ってしまうので『痩せにくくなる』というわけです。

 

僕たちのカラダは、自動的に脂肪を消費していく機能(※普通の運動量の生活さえしていれば)があります。

その機能がキチンと働いてくれないと、当然だんだん蓄積されることになるので『脂肪を消費できない=太る』となるわけですね。

※間違っても、便からドバッと出たりはしませんからね。

 

逆に考えれば、キチンと機能を働かせて脂肪を消費できるようにしてしまえば、脂肪を落とすことはそんなに大変なことではありません。

『痩せようとする』ではなく『太らないようにする』です。

 

そのために必要な考え方が…?

大事なので何度も書きますが栄養』十分に足りていることです。

 

ひとつ例に挙げるなら、ビタミンC!

ダイエット以外にもめちゃめちゃ大事な栄養です。

…が圧倒的に足りていません。

 

世界ではビタミンCは最低400mg摂った方が方が良いと言われてます。

ですが、どれだけお野菜・フルーツを意識した3色でも50〜100mgしか摂れません。

 

その上、肝臓に栄養持って行かれたら…

脂肪を分解するためのビタミンCは……?

 

まとめ

添加物は直接脂肪にはなりませんが、処理するために肝臓に栄養が持って行かれてしまいます。

そうすると、脂肪を分解するための栄養が不足してしまいます。

 

分解できないけど、毎日の食事でちょっとずつ脂肪が貯まっていったら…

直接ではありませんが、添加物がダイエットの邪魔をしているとも言えますよね?

 

余裕があれば、なるべく加工食品よりも原料に近いトコロから料理するのがベストです。

でも毎日お弁当作ったり、毎日3食の献立…と考えると加工食品も上手に使いたいのが本音。

 

もちろん僕だって添加物0の食生活はできる気がしません…。

であれば添加物摂った分、余分に栄養を摂るということも考えてみませんか?

 

①加工食品を食べるとお腹に溜まる。

②ビタミンなどは食事から十分な量は摂れていない(ビタミンCの例)

ということを踏まえて『何から・どうやって』十分に栄養を摂るかを考えてもいいかもしれませんね!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。