ダイエットでの汗のかき方間違えてない?それじゃ痩せない
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ダイエットでの汗のかき方間違えてない?それじゃ痩せない
「その汗のかき方じゃ痩せないんだよなぁ…」
夏の前後、ゴールデンウィークから10月中旬くらいまででしょうか。
僕も毎日大量の汗をかきます。
汗でベタつくのがトップ5に入るくらい大嫌いなので、許されるのなら汗をかいたタイミングで毎回シャワーを浴びたいです笑
もちろんそんなことはできないので、ボディシートやシーブリーズでのケアです。
前回の記事で冷え性と熱中症の関係について書きました。
命を守るためにぜひお読みいただければと思います。
上の記事の中では『汗』が一つのポイントとなっていることを説明しています。
そんな『汗』について気になる話を耳にしたので、今回記事にしました。
ホットヨガね〜。大量に汗かいて気持ちいいんだけど…思ったほど痩せてないんですよね…
ダイエットを考えているマユミさん
『汗をかく=痩せる』と思っている方は、まだまだ多いようです。
というか、そのような洗脳を受けていると言ってもいいかもしれません。
断言します。
汗をかいた量に比例して脂肪が落ちるということはありません!
ですが、脂肪が落ちる時に汗をかくことはあります。
…ちょっとややこしいですね笑
なるべくわかりやすく説明していきます。
『汗のかき方』は2種類
まず「汗をかくのはなんのためか?」ということですが
体温が上がりすぎないようにするため
これがただ一つの答えです。
なので正確には汗のかき方が2種類あるのではなくて、体温の上がり方が2種類あるということです。
体温が上がるのは
- ①カラダの外側が暑い時
- ②カラダの内側で熱が出ている時
です。
①は夏の時期がわかりやすいですね。気温が35℃を超えるとか。
その他には
などがあります。
周りの環境の温度が高いため、影響を受けて体温も上がってしまいます。
体温の上がりすぎは脳にダメージが出る危険があるので、汗をかいて体温を下げようとします。
これらはカラダの外側から影響を受けているパターンです。
②は運動をした時が一番わかりやすいです。
- 運動中
- 走ったあとしばらくの間
- 食事をしている最中
カラダが熱くなったことがありませんか?
汗の量は違っても、季節を問わずカラダが熱くなるのは感じると思います。
カラダを動かした時にどうしてカラダが熱く・暖かくなるかというと、エネルギーを作っているからです。
カラダを動かす時には
脂肪→エネルギー+熱
このような働きが筋肉の中で起きています。
動くためにはガソリンが必要ですから、カラダの中で脂肪を分解してガソリンを作ります。
その時に一緒に『熱』も作られるんです。
カラダを動かすためにエネルギーを作る
↓
一緒に熱も作られる
↓
カラダを動かすと熱くなる
という流れです。
その汗はどちらのパターン?
「汗はたくさんかいているのに全然痩せない…」
その汗は①②どちらの影響によるものでしょうか?
①では周り暑さの影響でカラダが熱くなっています。
②では脂肪を分解してエネルギーとともに熱が出ています。
①は②に比べると脂肪は分解されていません。
ということは、いくら汗をかいても脂肪が落ちないということです。
汗をかいてダイエット効果!!
このようなキャッチコピーがあるかどうかはわかりませんが、汗をかく=痩せるという考え方は一度リセットした方がいいです。
「痩せない!もっと汗かかなくちゃ!」になってしまうと、特に夏の暑い時期には大きなリスクがあります。
『脂肪が分解・燃焼され熱が出て汗をかく』
これが、ダイエットでの理想的な汗のかき方です。
汗をかけば『体重』は落ちるけど…
ちなみに、汗をかけば『体重』は落ちます。
ですが、落ちた体重のほとんどはもちろん汗。つまり『水分』
水分補給をしたら元通りです。
それどころか間違った水分補給では、自分から熱中症を招き入れることにもなります。
体重にこだわるダイエットは危険ですよ!
近道・楽な道・ショートカットばかり探さずに『食事・休息・運動』で健康的なダイエットに取り組まれることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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[…] ※サウナで汗を書いても痩せません。汗のかき方とダイエットの関係を以前の記事で書いています。 […]
[…] (汗とダイエットの関係についてはこちらから) […]